「悪い円安 その⑤」物価が上がれば、年金は上がるか?
円安で物価が高騰(*1)。物価が上がれば、年金も少しは上がると思っていましたが、それだけでは上がりません。
それは去年(2021年)のステルス改正(話題にもならなかった)により、現役世代の賃金変動率に連動するようになったためです。
考えてみれば、今の年金制度は「現役世代からの仕送り方式」ですからしかたないのですが、どれだけ物価が上がろうと現役世代の賃金変動率以上には上がりません。
2021年の改正の仕組みは図(*2)のようになっています。
今年、年金が0.4%下がったのは、賃金(18~20年度)がマイナス0.4%となったためです。改正前なら物価変動のマイナス0.2%でした。
来年度は 物価>賃金>ゼロ となりそうですから賃金上昇率以上には上がらないことになります。
対策は自助で!!
<ご参考>
(*1)134円台(2022/6/12)。1年前は1$=110円。これだけで輸入物価を約20%上昇させている。2022/4消費者物価指数は総合で2.5%増(*まだまだ上がります)。
(*2)日本経済新聞2022/4/2
以上

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