「悪い円安 その②」円安で得する人、損する人

 日銀はこの物価高を招いている円安を放置し、かたくなに上限金利0.25%(10年物国債)を維持しようとしている。

(1)それでは、この「円安で得する人」は、輸出大企業およびその幹部・従業員や海外投資している大金持ちである。図はテレビ東京WBSより。











2022年3月期の決算で営業利益は

・ソニーグループ:1兆2023億円(前期比26%増)円安で為替差益膨らむ。*ソニーが使用する半導体を製造する台湾TSMCの熊本生産子会社の建設に、日本政府は約4千億円の補助金を提供。いたれりつくせり。

・トヨタ自動車:2兆9956億円(前期比36%増)円安で為替差益6100億円(1$=¥112、1€=¥131)。

・これだけ儲けているのだから、幹部や従業員の賃上げがされるだろうが、この3%以上の賃上げに対しても「控除対象雇用者給与等支給増加額15%以上を法人税額又は所得税額から控除」する特典が付いてくる。

https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/syotokukakudaisokushin/pdf/chinagesokushinzeiseigb20220506.pdf


(2)反対に「円安で損する人」は、輸入企業、大半の中小企業、消費者・年金生活者の大多数である。日銀の政策により、大多数の人の犠牲の上に、「円安で得する人」が欲しくもないであろう(海外投資しているお金持ちを除く)過大な円安の恩恵を受けていると言えよう。

以上


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