【台湾TSMC半導体工場の日本誘致に数千億円補助金は、お金かけすぎ】
日本企業が半導体製造を委託している世界最王手の台湾TSMC工場を熊本のソニー工場に隣接地に誘致するため、日本政府が費用の半分の数千億円を出す方針だそうです(10/29日本経済新聞)
これは台湾が中国共産党に侵攻される等の有事に備えて、サプライチェーンを分散させる経済安保の側面で語られていますが、お金のかけすぎです。
(1)既に勝負がついた半導体製造で、こんなにお金をかけることは無い。
・ソニーの画像センサーだけ作れても、スマホは出来ない。
・自動車用半導体は作れても、他の部品は東南アジア等で作っている(9月の自動車減産理由)ので、直ぐに車は作れない。
(2)必要なお金は、儲けているソニーやトヨタが出せば良い。
(3)アメリカも同様の補助金を考えているが、
米インテルが「米国の税金は米国企業に使うべき」として
ライバル台湾TSMCへの補助金に反対。
これに対してTSMC創業者は
「米国は1990年代の強い時代に戻りたいのだろうが、かなり難しい。米国はコストが高すぎる。(生産強化は)米国の半導体の競争力向上にはつながらない。1000億ドル(11兆円)以上かけても、米国でサプライチェーンを整備できない」と指摘している。(10/28日本経済新聞)
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*この指摘は日本も同じ!!
(4)もっとお金を掛けるところがある。
①競争力がまだある半導体製造設備
(例 10/19キオクシア、キャノン、大日本印刷の露光技術:数百億円)
②特許保護(例 10/16中国鉄鋼メーカとトヨタを訴えた日本製鉄)
③10/17経済安全保障のため育成が必要な先端技術開発のための基金(1000億円、5年程度)
AI、量子、バイオ、ロボット、5G、ビックデータ、自動運転の基盤半導体
*1年では200億円で、こんなには出来ない。
④10兆円の大学ファンド(目標 年3000億円)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210805/k10013182741000.html
*うまく運用できればの話。
*これらに比べて数千億円は遥かに多い!!
以上
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